設定判別は難しい？多くの人が勘違いしている設定差の捉え方

設定判別に対して考え方やイメージをお持ちでしょうか？

このような事を思ったり考えたりしてる方は

設定判別を

「今打ってる台の設定が1〜6のどれかを設定差のある要素の数字をトータル的に判断して当てる」

と勘違いしています。

多くの方が勘違いしてるのですが設定判別というのは

その台の設定を当てるものではありません。

「いや意味がわからない」という方も最後まで読んで頂ければ意味がわかると思います。

という事で今回は設定判別について詳しく解説していきます。

設定判別において設定差の見方・捉え方

設定判別について理解するにはまず

設定差がある項目の見方や設定差の捉え方

について理解する必要があります。

設定差のある要素は機種によって様々です。現在では無料で設定差を公開してるブログが様々あります。Googleなどの検索エンジンで

• 「（機種名） 設定差」
• 「（機種名） 設定判別」
• 「（機種名）判別要素」

などと調べてましょう。

設定判別は複数の判別要素をトータルで見て判断していきます（さっき違うって言ったじゃないかと思っても、とりあえずそのまま読み進めてください）

いくつか設定差がある項目がありますが重視すべき項目と軽視してもよい（すべき）項目があります。

試しにマイジャグラーで見ていきます。マイジャグラーの設定差はこちらです。

マイジャグラーのボーナス確率

マイジャグラーの小役確率

当選契機別ボーナス確率

設定差の捉え方1:数値の差を見る

まずは単独BIGと単独REGです。これはどちらの方が重視すべきかは簡単ですね。

設定6の値は同じですが設定1と6の差を見ると単独REGの方が差があります。ですので単独REGの方が重視すべきという事になります。

設定差の捉え方2:倍率を見る

では単独REGとチェリーREGを比べて見ましょう。

分母の数値の差は

• 単独REGが668.7-334.4=334.3
• チェリーREGが1213.6-862.3=351.3

となります。

ではチェリーREGの方が重視すべきなのでしょうか？

答えはNOです。

単独REGとチェリーREGの場合、重視すべきは単独REGです。

基本的な考えとして

分母の差ではなく倍率で見るようにしましょう。

単独REGは668.7÷334.3=約2.0倍
チェリーREGは1213.6÷862.3=約1.4倍

このような感じです。

別な例を出してみます。

A確率
設定1:1/600
設定6:1/300

B確率
設定1:1/5300
設定6:1/5000

こう見るとAの方が重視すべきというのが一目瞭然ですね。どちらも分母の差は300ですが倍率はAが2.0倍でBが1.06倍です。なので倍率での差を見るようにしましょう。

設定差の捉え方３：分母と試行回数で変わってくる

• ブドウ確率は設定１と６で1.046倍の差
• チェリーREGは設定１と６で1.407倍の差

になります。

• １ゲーム回してブドウが出た
• １ゲーム回してチェリーREGが出た

ではどちらの方が設定６の可能性が高いでしょうか？

答えはチェリーREGになります。

これは単純に差の倍率が高いからです。

では

• 1724ゲーム回してブドウが設定６の近似値1/6.07
• 1724ゲーム回してチェリーREGが設定６の近似値1/862

この場合どちらの方が設定６の可能性が高いでしょうか？

答えはブドウになります。

どちらも設定６の近似値なのにブドウの方が可能性が高くなるのは何故でしょうか？

それは分母確率が小さいほど安定しやすいからです。そして試行回数が多ければ多いほど安定しやすくなります。

設定判別には判別ツールを使う

ここまで見てきて

数字に弱いから設定差の捉え方がよくわからない

という方もいると思います。

大丈夫です。安心してください。判別ツールというものがあります。

判別ツールとは

先ほどのような判別要素の確率を入力すると設定の期待度を数値として表してくれるツールです。

これを入力すれば数字に弱くても入力すればいいので問題ありません。

有料にはなりますがスロマガさんが多くの機種を網羅しているのでおすすめです。

設定判別ツールでは不十分

では「ツールを使って良ければ続けて悪ければやめればいいのか？」というとそうではありません。

• 設定が入る店でないと意味がない
• 設定が入る日でないと意味がない
• 設定が入る機種でないと意味がない
• 設定が入る場所でないと意味がない

今まで何度もお伝えしてきていますが設定が入る根拠というのが大前提にあります（参考記事のリンクを貼っておきますので見ていない方はこちらから）

設定６を使わない店で判別ツールが設定６の数値が高くなっても使わないわけなので実際は0％というわけです。

設定判別ではなくて設定推測をして「押し引き」をする

冒頭で『設定判別というのは、その台の設定を当てるものではありません』とお伝えしました。

厳密にいうと設定判別ではなく

• 確率はブレる
• 今までの傾向や癖
• 傾向や癖による根拠
• 自分の台の挙動
• 他の台の挙動

など様々な要素を加味して設定推測し、押し引き（続けるかやめるかの判断）をするという事になります。

確率はブレてしまうので判別要素の数値は思い通りにいきません。しかし、判別要素が良ければ高設定の可能性が高くなります。

設定判別まとめ

いかがでしたでしょうか？

設定判別とは

その台の設定を当てるではなくて様々な要素を加味して押し引きする

というのがわかったかと思います。参考動画も載せておきます。