- 設定6(高設定)を捨てたくない
- 設定6(高設定)を捨てるのが恥ずかしい
このように思うのが大半です。
しかし、このように思うことが強すぎるあまり低設定をダラダラと回してしまっています(設定狙いの本質は高設定を多く回して低設定を短く回す事です)
とは言っても「早見切りをする」というわけでもありません。
色々な要素を加味して続けるかやめるかを決めて、仮にやめた台が高設定であっても判断が間違ってなければ問題ないという事です。
詳しく解説していきます。
「高設定を捨てない=上手い」ではない
設定狙いが上手いとはどのような人の事でしょうか?
- 朝一の狙いの精度が高い人?
- 高設定を捨てない人?
- 設定判別が上手い人?
- 目押しが上手い人?
様々な意見があるかと思いますが少なくとも
「高設定を捨てない人=上手い人」ではありません
どんなに上手い人でも高設定は捨てます(逆に1度打ち始めてやめなければ捨てないです)
高設定の可能性をいつまでも追うのではなく状況によって押し引きの基準を変化させていける人が上手い人です。
押し引きを期待値で考える
- 押し引きの判断が難しい
- それでも高設定を捨てたくない
という方は押し引きも期待値で考えた方がいいです。具体例を出して解説していきます。
機械割と期待度から数値化して判断する
設定 | 機械割 | 期待度 |
---|---|---|
1 | 97.0% | 60% |
2 | 99.0% | 0% |
3 | 100.0% | 20% |
4 | 104.0% | 5% |
5 | 106.0% | 10% |
6 | 110.0% | 5% |
この表は打った機種の機械割と設定判別の内容や周りの状況を加味した時の各設定の期待度を表しています(設定1の可能性が60%、設定3の可能性が20%・・・と思っているという事です)
「設定1の可能性が60%もあるからやめよう」と思う人もいれば
「設定456の可能性が20%あるから続けよう」と思う人もいると思います。
今回、説明するのは期待度から機械割を数値化して判断するというものです。
計算方法
計算方法は簡単で各機械99.5%想定の台割に期待度をかけて足していくだけです。
今回の場合は
(0.97*0.60)+(0.99*0)+(1.00*0.20)+(1.04*0.05)+(1.06*0.10)+(1.10*0.05)=0.995
となりますので機械割がとなります。
100%を下回っているので打つ価値がないと判断が出来ます。
捨てても仕方ないシチュエーション
とは言っても「どんどん打ってどんどん捨てましょう」というわけではなくてしっかりとした根拠を元に狙いを決めて取りこぼしのないようにするのが基本です。
そんな中で捨てても仕方ないと思うシチュエーションをいくつか書いていきます。
配分が変わった日
いつも5台中1台に設定6が入って他が低設定なのに配分が変わって2台設定6が入ってたなんてパターンです。こんな日に自分の台以外から高設定確定演出が出たら捨ててしまいます(むしろやめないとだめですね)
やめた方が期待値の高い行動になる
これは色々なパターンがあるのですが例えば全台高設定の機種に座っていて自分の打っている台の挙動が微妙で隣は良い挙動。隣が空いたので移動した。「捨てた」ではないかもしれませんが移動先が結果的に設定4で元々が設定6だったなら「捨てた」になりますね。
続ける為の設定期待度が低い
期待度というのは設定判別要素以外にも
- 根拠の強さ
- 他の台の挙動
- ライバルの動き
など他の要素をトータル的に各々が独自に判断した数値になるので、この判断がずれていてはいけないのですが打っている台の期待度が低い場合は捨ててしまっても仕方がありません(これを追う事になると低設定をより多く打ってしまいます)
高設定(設定6)は捨ててもいい!まとめ
いかがでしたでしょうか?
パチスロで勝つ為には様々なバランスを保つ力が必要になってきます。
状況次第で高設定を捨ててしまう事は仕方のない事です。
捨てた事よりも『その時の状況の判断』を大事にしましょう。