- パチスロ(スロット)はどういう仕組みなの?
- パチスロ(スロット)はどうやって当たるの?
- 小役(ぶどうとかベル)が揃う時はなんなの?
- フラグって何?
- ボーナス図柄を狙って揃う時と揃わない時の違いは?
- 天井って何?
パチスロをやった事のない方や始めたばかりの方はわからない事ばかりです。
この記事ではパチスロの仕組みの概要をわかりやすくまとめています。
パチスロ(スロット)の仕組みとは?
パチスロ(スロット)は正式名称を「回胴式遊技機」と言います。
パチスロ(スロット)にはノーマルタイプ(Aタイプ)、A+RT機、A+ART機、ART機、AT機など様々種類が存在しますがスロットの仕組みを知っていますでしょうか?
パチスロ(スロット)はメダルを入れてレバーを叩いて小役(ぶどうとかベルとか)が当たったり、ボーナスがあたったり、外れたり、派手な演出が出たりしていますが内部の仕組みはどうなっているのでしょうか?
乱数を取得して抽選を行っている
スロットはレバーを叩いた時に
乱数(ランダムに出る数字の事)を取得して、抽選をしています。
この確率は機種ごとに決められており「2の〇〇乗」の数字になっています。
8,192→ 2の13乗
16,384→ 2の14乗
32,768→ 2の15乗
65,536→ 2の16乗
131,072→ 2の17乗
262,144→ 2の18乗
一般的なものは65,536になります。この65,536通りのものから1つをレバーを叩いた時にランダムに取得しているという事です。
イメージとしてはクジ引き
くじ引きに65,536個のクジが入ってるとして、それを引いているというイメージです。
アイムジャグラー(設定1)だとすると、この65,536個の中に
リプレイが8,977個
ぶどうが10,988個
チェリーが1,952個
ピエロが60個
ベルが60個
ビッグボーナスが228個
レギュラーボーナスが144個
はずれが44,017個
入っていて、この中からどれかを引いているという事です。
円グラフイメージ(見やすいようにしたので確率は異なります)
パチスロの完全確率とは?
パチスロ(スロット)は完全確率で抽選しています。完全確率とは毎ゲーム同じ確率で抽選しているという事です。
先ほどのクジを例にすると、1回引いたクジを捨てて65,535個から引くのではなく元に戻してごちゃ混ぜにし65,536個から引くという事です。
10,000回引いた後も同じで65,536個の中から抽選をしているのです。
つまり、前の抽選が何であろうと前々回の抽選であろうと関係がないという事です。
これが完全確率という考え方になります。
パチスロのフラグとは?
フラグを分かりやすく言うと「役を揃える為の権利」となります。
抽選を受けて、その役が成立している事をフラグが成立したと言います。
ぶどうが成立している抽選ではぶどうが揃います。
リプレイが成立している抽選ではリプレイが揃います。
チェリーが成立している抽選ではチェリーが揃います。(機種によっては目押しが必要)
つまりボーナスのフラグが成立するとボーナスを揃える事が出来ます。
「ボーナスが成立したゲームに揃えないと消えてしまうの?」と思った方もいるかもしれません。
安心してください。ボーナスのフラグが成立するとボーナスを揃えるまで消えません。
パチスロのリール制御とは?
先ほどフラグが成立していると役が揃うとお伝えしました。
これはストップボタンを押してリールを止めた位置とずれていても揃います。何故揃うのかというとリール制御というものがあるからです。基本的にパチスロは押した位置から最大4つ分の図柄までズレるようになっています。なので内部でリプレイのフラグが成立している時にはピッタリに止めなくても自動的にリプレイが揃うように図柄がズレて勝手に揃います。
逆にボーナスが成立していなければボーナス図柄をピッタリ止めようとしてもずれてボーナスが揃わないように制御されています。
先ほどチェリーは機種によって目押しが必要と書いたのはこの制御の為です。4つまでしかズレないのでズレてもチェリーが止まらない位置でストップボタンを押した場合はチェリーが停止しないというわけです(枚数が損するだけでチェリーを引いたという事にはなります)
パチスロの天井とは?
スロットには天井機能というものが搭載されている機種があります(AT.ART機は、ほとんど搭載しています)
天井とは、簡単にいうとハマりの救済措置のことです。条件は機種によって様々ですが(1000回転ハマるなど)条件に到達するとほとんどの機種で当たりが確定します。(一部例外あり)
先ほどの抽選とは全く別物で条件を満たした時点で当たります。
スロットの仕組み まとめ
いかがでしたでしょうか?
パチスロ(スロット)で勝っている人は仕組み、完全確率を確実に理解しています。
「なぜ勝つことが出来るのか?」
「なぜ負けるのか?」
を理解する上での最初の一歩目の重要な項目になりますので、わけがわからなくなっても面倒くさがらず、しっかりと理解しましょう。