すぐわかる！パチスロの機械割の意味とは？期待値の計算方法もあり

結論から機械割の意味を一言で伝えますと

どれくらい勝てるか負けるかがわかる数字

となります。これだけだと実際どれくらいかがわからないと思いますので解説していきます。

パチスロの機械割の意味とは？

冒頭でもお伝えしましたが正確には

理論上、パチスロでどれだけメダルが増える減るかの指標

になります。

パチスロには設定があります。この設定ごとに機械割があり、メーカーがこの機械割の数値を発表しています（ペイアウトとも言います）

これはマイジャグラーのスペック表になっており、右側が機械割です。この機械割が100.0％を下回っている場合、理論上負けになります。逆に100.0％を上回っている場合理論上勝てます。

この「理論上」というのは期待値の概念から使っている言葉です。期待値については下記の記事で解説しています。

この数字が少なければ少ないほど負けやすく、負け額も多くなります。高ければ高いほど勝ちやすく勝ち額も多くなります。

期待値を計算する方法

96.6%や111.6%という数値は、いったいどれほどの期待値（理論上どれくらい負けるのか勝てるのか）なのでしょうか？これがわかれば実際の値がわかります。これの計算をしてみましょう。

計算式

（ゲーム数×3×機械割）-（ゲーム数×3）=期待値（枚数）

機械割はパーセントなので100で割った数値になります。（111.6％なら1.116）

計算例１

設定６のマイジャグラーを8,000ゲーム回したとすると

(8,000×3×1.116）-(8,000×3)
=26,784-24,000
=2,784（枚）

これが期待値です。

計算例２

設定２のマイジャグラーを6,000ゲーム回したとすると

(6,000×3×0.99）-(6,000×3)
=17,820-18,000
=-180（枚）

これが期待値です。

時給を計算する方法

つづいて時給の計算方法です。時給は一時間で何ゲーム回すかによって変動します。回せば回すほどゲーム数が増えるので期待値はあがります。

パチスロには「ウェイト」という前回の抽選より一定の時間が経過しないと次のゲームが出来ないようになっています。この時間が4.1秒になっており一時間の最大で回せるゲーム数は878ゲームです。

しかし、ボーナスがある機種はボーナス消化時間があるのでここまで回せません。今回は仮に750ゲーム回した時の時給を計算していきます。計算方法は先ほどと同じになります。

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  計算する必要なし

設定６のマイジャグラーの時給（750ゲーム）

(750×3×1.116）-(750×3)
=2,511-2,250
=261（枚）

これが時給です。

設定５のマイジャグラーの時給（750ゲーム）

(750×3×1.071）-(750×3)
=2,409-2,250
=159.75（枚）

これが時給です。

機械割の計算方法とは？

機械割はメーカーが発表していますので、機械割の計算をする必要性はありません。一応、計算式を書いておきます。

計算式

機械割＝OUT枚数÷IN枚数×100

OUT枚数とは

台から払い出されるメダルの総枚数

IN枚数とは

実際に消費されるメダルの総枚数

たまにある勘違い

IN枚数もOUT枚数も実際にメダルを入れた枚数や払い出しがされた枚数ではありません。

リプレイなどがわかりやすいのですが、リプレイ後に回す時はメダルをいれているわけではありませんよね。しかしIN枚数は3枚という事になります。リプレイが揃った時もメダルの払い出しはありませんが、OUT枚数は3枚になります。

パチスロの機械割　まとめ

機械割とはどういうものかわかりましたでしょうか？
期待値、機械割がわかれば

• なぜ負けるのか？
• なぜ勝てるのか？
• 勝てる額はどれくらいなのか？

が理解できたかと思います！５号機の機械割は最高で119%です（6号機は最高115％）
1日回せばいくら勝てるか、もうおわかりですよね？