スロットの基本

誰でもすぐわかる!パチスロのAT機・ART機の違いを解説

パチスロにはノーマルタイプ(Aタイプ)、A+RT機、A+ART機、ART機、AT機など様々な種類が存在する事や仕組みについて以前の記事でお伝えしました。

その中でも今回は

  • A+ART機
  • ART機
  • AT機

とは何なのかについて解説していきます。

初心者の方は全くわからないと思います。というよりも厳密に説明出来る人は、ほとんどいません。

なぜならAT機とART機は似ているからです。

AT機の仕組み、ART機の仕組みについてわかりやすく解説していきます。

参考記事
初心者でもすぐわかる!パチスロ(スロット)の仕組みとは?

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初心者でもすぐわかる!パチスロ(スロット)のノーマルタイプ(Aタイプ)とは?

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パチスロのAT機の仕組みとは?

ATとはアシストタイムの略称でA(アシスト)T(タイム)の事を言います。

通常時もAT中(当たっている状態)も内部的に押し順ベルという小役が成立している時があります。
この押し順ベルというのは決まった順番に押すとベルが揃うようになっていて、他の順番で押しても揃わないようになっています。

AT中は、この順番をナビして教えてくれます。

画像であれば、リールを「右→左→中」という順番に押すとベルが揃うのでメダルが増えます。これを「左→中→右」というように押すとベルが揃わないのでメダルは増えません。
通常時はナビが出ませんので、ここで出玉の差をAT中で生み出しているというわけですね(ナビが出ないが内部で押し順が成立)

このナビしてくれる事をアシストと言うのでアシストタイム(AT)機と言われます。

5号機代表機種としては

ミリオンゴッド 神々の凱旋
アナザーゴッドハーデス
バジリスク絆
北斗の拳 転生の章
沖ドキ

などがあります。

6号機代表機種としては

リゼロ
北斗天昇
HEY鏡
SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語

などがあります。

ART機の仕組み

ARTとはアシストリプレイタイムの略称でA(アシスト)R(リプレイ)T(タイム)の事を言います。
ATと比べてR(リプレイ)が増えましたね。

何が違うかと言うとART中にリプレイが高確率で揃いやすくなります。リプレイが揃いやすくなるという事はメダルが減っていかないですね。
加えてアシスト機能で押し順ベルが揃い、メダルが増えていくというような仕組みになっています。

5号機代表機種としては

まどかマギカ
バイオハザード5
AKB48

などがあります。

6号機では仕様上、設計が難しいので2019年11月現在ではありません。

ART機とA+ART機の違いは?

純粋なART機とA+ART機というものが存在します。違いは簡単で「A+」のAの部分はボーナスの事を指します。つまり

「ボーナスもあるしARTもあるよ」というのがA+ART機
「ARTだけだよ」というのがART機

になります。

AT機・ART機の違い

「結局、AT機・ART機の何が違うの?」と思った方もいるかと思いますので、簡潔に一言でいうと

「リプレイを高確率にする仕組みが違う」という事です。

ART機は

ART時に高確率になり、リプレイが揃いやすくなります。

AT機は

通常時からリプレイ確率が高いために、リプレイ確率の変動はありません。

ゲーム性(CZ、疑似ボーナスなど)

AT機・ART機の中でもゲーム性は様々です。今回は魔法少女まどかマギカを例にして説明していきます。

まどかマギカの簡単なフローチャート

疑似ボーナス

疑似ボーナスは読んで字の如く、疑似のボーナスなので本当の意味のボーナスではなく、ARTの一部の事を言います。

CZ(チャンスゾーン)

CZとはChance Zone(チャンスゾーン)の略になります。
CZに突入すると、一定のゲーム数の間に通常時よりもAT・ART当選率(まどかマギカの場合は疑似ボーナス当選率)があがります。

レア役からの当選率があがったり、子役の連続による当選が発生するなど機種によって内容は違います。

ART(まどかマギカの場合はマギカラッシュ)に当選するまで

通常→疑似ボーナス→ART
通常→CZ→疑似ボーナス→ART
通常→ART

このような形になります。ARTが終了すれば終わって通常に戻ります。

ゲーム数上乗せ、セット数上乗せ、継続率

AT機、ART機はゲーム数が増えれば増えるほど出玉が増えます。その出玉を増やす主なシステム

「セット数上乗せ」
「ゲーム数上乗せ」
「継続率」

になります。機種によってシステムは異なり、この中の2つを使っている機種などが多いです。

セット数上乗せ

1セット40ゲームなど1セットあたりのゲーム数が決まっています。セット数が上乗せされると、そのセット数分回す事が出来ます。

ゲーム数上乗せ

残りゲーム数で管理している機種に多く、レア小役などを引くとゲーム数が上乗せされます。

継続率

1セットのゲーム数が決まっていて、そのセットが終わる時に次のセットにいくか終わるかを抽選しています。

ART当選契機

AT(ART)機には AT(ART)、ボーナス、疑似ボーナス、CZと様々なものが存在しています。これは機種によってあるものとないものがあります。ではどのように当たるのでしょうか?

ゲーム数振り分け(ゾーン)

まずはコチラの表をご覧ください。

ゲーム数振り分け
 1-99 3.1%
 100-199 1.6%
 200-299 25.0%
 300-3991.6%
 400-49921.9%
 500-599 1.6%
 600-699 21.9%
 700-799 1.6%
 800-899 9.4%
 900-999 12.5%

これは、まどかマギカのモードAのゲーム数振り分けになります。(現段階ではモードの概念は理解しなくても大丈夫です)

ゲーム数振り分けというのは、内部的に何ゲームで当たるかを前回のボーナス終了時に決めている振り分けの事になります。

200-299ゲームの欄を見ると25.0%となっています。つまり、4回に1回(25.0%)は200-299ゲームに当たるわけです。逆に300-399ゲームの欄を見ると1.6%となっているので、ほとんどあたりませんね。

この振り分けの高い部分をゾーンといい、ここだけを狙って打つ事をゾーン狙いと言います(詳しくは下記の参考記事)

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天井


AT・ART機のほとんどの機種に天井というものがあります。天井とは、簡単にいうとハマりの救済措置のことです。条件は機種によって様々ですが条件に到達するとほとんどの機種で当たりが確定します。(一部例外あり)

まどかマギカの天井は999ゲームになります。999ゲームに到達すると疑似ボーナスが当選されます。絶対当たるのです。この天井を狙って打つ事を天井狙いと言います(詳しくは下記の参考記事)

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レア役

レア役というのは「ハズレ、リプレイ、共通ベル、押し順ベル」以外の役の事を言い、「チェリー、スイカ、チャンス目」で構成されている機種がほとんどです。このレア役にも強弱がある機種もあり「弱チェリー、強チェリー」など分かれています。

このレア役が当選した時の何%かで当選するというものです。

まどかマギカの強チェリー(低確中)での当選率は12.5%です。強チェリーの8回に1回は当たるというわけですね。

確定役

確定役というのはレア役の最強の役必ず当たる役になります。

まどかマギカでいうと「中段チェリー、特殊役」が確定役になります。必ず当たるので確率も低いですが、特別な恩恵(上乗せ特化など)があります。
因みにまどかマギカの中段チェリーの確率は1/32768 特殊役の確率は1/10922となります。

AT機・ART機の違い まとめ

いかがでしたでしょうか?

AT機・ART機の違いとその仕組みについて理解が深まったと思います。スロットで勝つ方法の1つ「ゾーン狙い、天井狙い」のほとんどはAT機・ART機で行いますのでしっかりと理解をしておきましょう!

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